米国務長官、イエメン「フーシ派」へのイラン支援に不快感

2015年4月9日(木)08時48分

[ワシントン 8日 ロイター] - ケリー米国務長官は8日、イエメン情勢に絡み、ハディ暫定大統領を国外脱出に追い込んだイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対するイランの支援を十分承知していると述べ、不快感を示した。

ケリー長官はその上で、イランの脅威を感じている中東諸国を支援すると表明。米公共放送(PBS)のインタビューに「われわれは対立を望んでいないが、同盟と友情、およびイランがとっているであろう選択肢の結果として脅威を感じている国々を支持する必要性から身を引くことはない」と述べた。

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