カリフォルニア州が25%節水義務付け、州全域の個人や企業対象

2015年4月2日(木)11時13分

[フィリップス(米カリフォルニア州) 1日 ロイター] - 米カリフォルニア州のブラウン知事は1日、数年前から続く水不足の深刻化を受け、自治体単位で住民に25%の節水を義務付けると発表した。

同州全土で節水が義務付けられるのは初めて。

節水はカリフォルニア州全域の消費者や企業が対象となるが、すでに灌漑用の水を減らしている農家は対象外となる。

同州では主要な水源であるシエラネバダ山脈の積雪量が過去最低水準となっている。

知事は水不足対策の一環として、460万平方メートルにおよぶ州内の芝生を干ばつに強い植物に起きかえるよう指示した。

同州では3月に、雨が降った後48時間以内に芝生に水をやることや、客が要求しない限りレストランで水を出すことを禁止するなど、新たな節水策を打ち出したばかり。

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