イラン核協議、物別れに終わる恐れも=独外相

2015年4月2日(木)07時41分

[ローザンヌ(スイス) 1日 ロイター] - ドイツのシュタインマイヤー外相は1日、スイスのローザンヌで行われているイランの核問題をめぐる欧米など6カ国とイランの協議について、物別れに終わる恐れがあるとの見方を示した。

同外相は、1日夜に新たな提案について協議を行うとしながらも、「これが合意につながるような十分なものになるかはわからない」と述べた。

そのうえで、6カ国側は多くの提案を行ってきたため、現時点ではイラン側が何らかの提案を行う立場にあるとの考えを示した。

2日もローザンヌにとどまるかどうかは今後決めるとしている。

国連安保理常任理事国(米英仏中ロ)にドイツを加えた6カ国とイランの間で行われている核協議は、枠組み合意の期限としていた3月31日に決着せず1日延長された。

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