韓国3月輸出2年ぶり大幅減少、追加利下げ圧力強まる

2015年4月1日(水)10時59分

[ソウル 1日 ロイター] - 韓国産業通商資源省が発表した3月の貿易統計によると、輸出は前年同月比4.2%のマイナスで、2013年2月以来2年ぶりの大幅減少となった。

消費者物価指数(CPI)上昇率は約16年ぶりの低水準で、景気の鈍化を示唆する内容となり、韓国銀行(中央銀行)に対する追加利下げの圧力が強まっている。

輸入は前年同月比15.3%減少した。ロイターがまとめた調査では輸出が1.8%減、輸入が9.3%減と予想されていた。貿易収支は84億ドルの黒字となった。

トムソン・ロイターが算出したところによると、営業日あたりの平均輸出額は19億6000万ドルで、前年同月比10.1%減少した。

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