米共和党員の34%が大統領を国家への脅威と認識=世論調査

2015年3月31日(火)10時18分

[ワシントン 30日 ロイター] - ロイターとイプソスが実施した世論調査で、共和党員の3分の1がオバマ大統領は米国にとって差し迫った脅威と考えており、ロシアのプーチン大統領やシリアのアサド大統領を上回った。

調査は16─24日、米国人2809人を対象に行われた。このうち民主党員は1083人、共和党員は1059人だった。

調査では、国や組織、個人を米国に対する危険度順に5段階で格付けしてもらった。その結果、最も危険度の高い5(差し迫った危険)にオバマ大統領を挙げたのは共和党員の34%、プーチン大統領は25%、アサド大統領は23%だった。

全体で最も懸念されたのはテロ攻撃に関連した脅威で、過激派組織イスラム国を差し迫った脅威に挙げた回答者は58%、アルカイダが43%だった。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を脅威とした回答は34%、イランの最高指導者ハメネイ師は27%だった。

このほか、サイバー攻撃を差し迫った脅威とした回答は39%、麻薬の密輸は約3分の1だった。

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