サウジとクウェートが石油施設の警備強化、イエメン空爆開始で

2015年3月27日(金)07時04分

[ドバイ 26日 ロイター] - 主要産油国のサウジアラビアとクウェートは26日、サウジ主導のアラブ諸国によるイエメン空爆開始を受けて、石油関連施設の警備を強化する方針を示した。

26日の原油相場では、中東情勢緊迫化による供給ひっ迫懸念から、北海ブレント先物が4%超値上がりした。

国営サウジ通信(SPA)によると、サウジアラビア内相のムハンマド副皇太子は「国境、およびすべての公共施設、石油・産業関連施設周辺の警備強化」の重要性について強調した。

これに先立ち、クウェートも空爆開始後に、国内外の石油施設周辺の警備を強化したことを明らかにした。

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