韓国、自動車部品価格カルテルで日特殊陶などに課徴金

2015年3月26日(木)19時09分

[ソウル 26日 ロイター] - 韓国の反独禁当局である公正取引委員会(FTC)は、エンジン部品の価格カルテルを行ったとして、デンソー、日本特殊陶業および両社の現地部門を含む自動車部品会社5社に総額35億ウォン(320万ドル)の課徴金の支払いを命じる。

FTCの声明によると、デンソーと同社の韓国部門に対する課徴金は総額13億6000万ウォン、日本特殊陶業と同社韓国子会社は15億1300万ウォン。このほか、韓国企業ユラテックも6億2900万ウォンの課徴金に直面する。

ただ、デンソーは当局に減免申請を行い、「課徴金の納付を免除」されるとしている。

ユラテックおよび日本特殊陶業の韓国子会社は、担当者のコメントが得られていないか、あるいは課徴金について認識していないとしている。

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