イラン核協議中断・来週再開へ、主要争点で溝深く

2015年3月21日(土)04時06分

[ローザンヌ(スイス) 20日 ロイター] - 核開発問題をめぐるイランと主要6カ国の協議が中断した。25日に再開する可能性がある。核研究や制裁解除などで両者の溝が依然として深く、合意成立を妨げる可能性も意識されている。

西側の当局者らが20日明らかにした。

西側当局者らによると、最大の争点は引き続き、高度な遠心分離機の研究・開発を制限しないようイランが求めていることだ。

もう1つの主要争点は、すべての国連制裁と、エネルギー・金融部門を対象とする米・欧州連合(EU)の制限措置について、協議合意後直ちに解除するよう、イランが求めていることだ。

核開発停止期間をめぐっても意見が対立している。

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