スイス中銀のジョルダン総裁、金利を当面据え置く意向表明

2015年3月19日(木)18時56分

[チューリヒ 19日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は19日、中銀預金金利を当面据え置く意向を表明した。中銀はこの日、同金利を市場の予想通りマイナス0.75%で据え置き、3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の誘導目標をマイナス1.25─マイナス0.25%で維持すると発表した。

ジョルダン総裁は記者会見で「スイス中銀は現在の金利水準を当面維持する。これにより、スイスフランの下落を継続することができるだろう」と述べた。

さらに総裁は「フランの対ユーロ上限を廃止し政策金利を引き下げることは、ほかに良い代替策のない金融政策措置だ」と話した。

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