原油先物上昇、米FOMC声明受けドル下落

2015年3月19日(木)05時26分

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 18日の原油先物市場で、北海ブレント先物価格が最大5%、米原油先物約3%上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が、金融政策の正常化プロセスが緩やかなペースになる可能性を示唆したことを受け、ドルが大幅安となったことを受けた動き。

北海ブレント先物は2.40ドル高の55.91ドル。

米原油先物も1.20ドル高の44.66ドルをつけた。

米連邦準備理事会(FRB)はFOMC声明で、金融政策の正常化に関し「忍耐強く(patient)」いられるとした文言を削除し、早ければ6月の利上げに道を開いた。同時に、今後の金利見通しを引き下げるなど、米景気の先行きに関してはより慎重な姿勢を示唆した。

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