コロンビアの14年GDP伸び率は4.6%、予想やや下回る

2015年3月18日(水)09時47分

[ボゴタ 17日 ロイター] - 2014年のコロンビア国内総生産(GDP)伸び率は4.6%で、政府予想の4.7%をわずかに下回った。原油価格の下落が加速した第4・四半期に伸び率が低迷してアナリストを驚かせたものの、通年では建設部門が原動力となった。

同国のGDP伸び率は2010年以来4%超を維持しているが、主要輸出品目である原油価格の下落から、今後は抑制されるとみられている。2015年の政府のGDP伸び率予想は、4.2%。

14年の建設部門の伸び率は9.9%、社会サービスは5.5%、金融サービスは4.9%だった。鉱山は、0.2%縮小した。

第4・四半期のGDP伸び率が振るわなかったことを受け、中央銀行は20日の政策発表で主要金利を4.5%に据え置く可能性があるとみられている。 

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