原油市場、今年後半に安定取り戻す=OPEC事務局長

2015年3月9日(月)09時53分

[マナマ 8日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のバドリ事務局長は8日、原油の供給過剰が日量200万バレルに達するとの見通しを示す一方、原油市場は今年後半に安定を取り戻すと述べた。バーレーンで開催した会議で発言した。

バドリ事務局長は、ファンダメンタルズから考えれば市場が経験した範囲の価格下落が正当化されるとは思わないと主張。価格変動や先行き不透明感はあるものの、原油には「非常に多くの好機」があると述べ、長期的な見通しは健全だとした。

事務局長はさらに、2040年までにエネルギー需要は60%増加し、原油は引き続きその中心を担うと述べた。

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