マイナス1.5%程度への追加利下げも―スイス中銀関係者=現地紙

2015年3月9日(月)07時47分

[チューリヒ 8日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)の関係者が、スイスフラン相場が「間違った方向に」進んだ場合は既にマイナスの政策金利を一段と引き下げる可能性があると示唆したことが分かった。現地紙シュバイツ・アム・ゾンタークが8日報じた。

同紙によると、この関係者は中銀預金金利を、現在のマイナス0.75%から「マイナス1.5%程度に引き下げることも検討している」と話したという。

SNBの広報担当者はこの報道に関するコメントを控えた。

SNBは19日に金利決定を発表する。1月にスイスフランの上限を撤廃し、商業銀行などの中銀預金に適用する金利をマイナス0.25%から引き下げて以来、初の政策決定となる。

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