ウクライナ中銀が大幅利上げ、政策金利15年ぶり高水準

2015年3月4日(水)00時15分

[キエフ 3日 ロイター] - ウクライナ中央銀行のホンタレワ総裁は3日、主要政策金利であるリファイナンス金利を19.5%から30%に引き上げると明らかにした。4日付で実施する。

利上げは今年2度目で、リファイナンス金利は15年ぶりの高水準となる。インフレ高進と通貨フリブナの長引く下落に対応した措置。

総裁は、「インフレの脅威が大幅に増したことを踏まえ、この状況の安定化に向け、金融政策委員会は利上げを勧告した」と述べた。フリブナが近く、1ドル=20─22フリブナの水準に再び上昇することを望むと語った。

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