ロシア野党指導者射殺、モスクワの追悼デモに数万人

2015年3月2日(月)07時31分

[モスクワ 1日 ロイター] - プーチン政権を批判してきた野党指導者のボリス・ネムツォフ元第1副首相(55)が射殺されたことを受け、モスクワ中心部では1日、数万人規模の追悼デモ行進が行われた。参加者は「私は恐れない」と書かれた横断幕を掲げ、「プーチンのいないロシアを」などと訴えた。

ネムツォフ氏は2月27日、レストランから歩いて帰宅する途中に射殺された。

射殺事件についてプーチン大統領は「挑発行為だ」などとして、射殺犯を追及する姿勢を強調。捜査当局は、イスラム過激派による犯行や、野党勢力が関与した可能性も視野に捜査を進めていると明らかにした。

警察発表によると、追悼デモの参加者は約2万人。主催者は数万人としている。

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