ロシアのウクライナ向けガス供給、削減するかは未定=エネルギー相

2015年2月25日(水)19時58分

[モスクワ 25日 ロイター] - ロシアのノバク・エネルギー相は、ウクライナから天然ガスの代金を近く受け取る見込みで、ウクライナ向けの供給を削減するかどうかはまだ決定していないと述べた。ロシアの複数の通信社が伝えた。

ロシアの政府系天然ガス大手ガスプロムは24日、ウクライナからこれ以上支払いがなければ数日内に供給を削減すると警告。ウクライナ経由の欧州向けガス輸送がリスクにさらされる可能性もあるとしていた。ただ、同社の広報担当者はロイターに対し、供給削減を決定した事実はないことを確認した。

ノバク氏はまた、電子メールの声明で、ウクライナのガス代金支払いの問題で同国経由の欧州向けガス輸送が途絶することはないと表明。欧州委員会とウクライナのエネルギー担当当局者らと定期的に電話会議を行っていることも明らかにした。

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