ウクライナ中銀、銀行の顧客向け外貨購入を一時禁止
2015年2月25日(水)17時50分
[キエフ 25日 ロイター] - ウクライナ中央銀行は25日、商業銀行による顧客のための外貨購入を今週いっぱい禁止すると発表した。ウクライナ東部の紛争を背景に、通貨フリブナは昨年以降急落。過去2日間では約13%下落した。
中銀が発表した声明によると、銀行の顧客向け外貨購入が一時禁止されるほか、外貨購入は自己資本の0.5%までに制限される。
東部の紛争はウクライナ政府の財政を圧迫しており、外貨準備も64億2000万ドルに減少。中銀にとってフリブナの下落を食い止める方策は限られている。
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