オバマ米大統領、過激主義対策サミットで各国の団結呼びかけ

2015年2月20日(金)12時15分

[ワシントン 19日 ロイター] - オバマ米大統領は19日、「暴力的過激主義対策(CVE)サミット」で演説し、イスラム武装組織への対応について各国の団結を求めた。また、西欧諸国がイスラム世界と戦争をしているというのは「醜悪なうそだ」と訴えた。

同大統領は「信条にかかわらず、われわれ全員にそうした醜悪なうそを拒絶する責任がある」と指摘した。

この会議は、イスラム過激派組織「イスラム国」や「ボコ・ハラム」などが中東やアフリカで勢力を拡大していることを受け、60カ国以上の代表らが参加して開催された。

同大統領はまた、「テロリストのプロパガンダ」に宗教指導者らと協力して立ち向かうため、アラブ首長国連邦(UAE)が計画している新たなデジタル通信拠点の開設に参加すると表明。各国に協力を呼び掛けた。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ