米エクソンの加州製油所で爆発事故、原因を調査中

2015年2月19日(木)11時33分

[トーランス(米カリフォルニア州) 18日 ロイター] - 米カリフォルニア州のロサンゼルス近郊トーランスにあるエクソンモービルの製油所で18日、爆発が起き火災が発生した。

作業員4人が軽傷を負い、病院に搬送されたが、エクソンによると、3人が退院した。

爆発は1700GMT(日本時間19日午前2時)前に発生。地元消防当局者によると、爆発で小規模な火災が起きたが、消火活動ですぐに鎮火した。ガソリン漏れも発生したが、隊員と製油所作業員が対応に当たり収まったという。

同当局者は、現場について犯罪の可能性など不審な点はないとしている。

現在エクソンおよび調査当局が爆発の原因を調べている。

エクソンは爆発の影響を受けていない施設の操業を続けているという。

調査を開始した州労使関係当局は、同社に対し、調査が完了するまで製油所の主要設備である流動接触分解装置を稼動させないよう命じた。稼動停止は最長6カ月続く可能性があるという。

爆発が起きた製油所があるトーランスには、トヨタ自動車やホンダが北米拠点を構えている。

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