エジプト軍がリビア領で「イスラム国」空爆、殺害映像受け共同作戦

2015年2月16日(月)17時45分

[カイロ 16日 ロイター] - エジプト軍は、16日朝早くにリビア国内の過激派組織「イスラム国」の拠点を空爆したと発表した。国営テレビが伝えた。

イスラム国は前日に、リビアで拘束されたエジプトのキリスト教の一派、コプト教徒21人を殺害したとみられる映像を公開していた。

空爆はエジプトとの国境沿いのイスラム国の野営地や訓練場、武器保管施設などを標的としたという。

また、リビア政府軍の司令官は同日、同国東部デルナのイスラム過激派組織の拠点を空爆したと明らかにした。アルアラビーヤテレビに述べた。

Saqer al-Joroushi司令官はエジプトとの共同作戦だったと説明し、「今日と明日、エジプトと共にさらに空爆を実施する」と述べた。

*内容を追加します。

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