中国、汚染物質排出を最大半減させる必要=環境保護省高官

2015年2月16日(月)06時57分

[北京 13日 ロイター] - 中国の環境保護省高官は13日、汚染物質の排出を最大で半減させる必要があるとの見方を示した。汚染物質は2006年以降、「数%」しか減っておらず、さらに削減しなければならないなどと訴えた。

同高官は、「専門家の見解によれば、環境の質に目立った変化がみられない場合には、排出量を現在の水準から約30─50%減らす必要があるということだ」と強調。政策を引き続き改善していく必要があるとの認識を示した。

今月公表された公式データによると、環境保護省が昨年検査した74都市のうち、環境基準を満たしたのは8都市にとどまったという。

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