ウクライナ、戦闘拡大なら戒厳令用意─大統領=通信

2015年2月11日(水)23時58分

[キエフ 11日 ロイター] - ウクライナのポロシェンコ大統領は11日、同国東部の親ロシア派勢力との戦闘がさらに拡大した場合は、国内全域に戒厳令を敷く用意があると表明した。インタファクス通信が伝えた。

大統領は閣議で、この日予定されているロシア、フランス、ドイツとの首脳会談について、ウクライナ東部での無条件の停戦で合意することが主目的だと述べながらも、必要ならば軍事的に自国を防衛する用意があるとした。

「わたしも政府、議会も、ウクライナの領土全域に戒厳令を敷く決定をする用意がある」と語った。「われわれは和平を目指しているが、この国は守られる必要があり、その目的を最後まで果たす」とした。

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