UBS、ロンドンからの移転先にフランクフルトなど検討=CNBC

2017年7月10日(月)20時43分

[チューリヒ 10日 ロイター] - スイスの金融大手UBSは、英国の欧州連合(EU)離脱に備えてロンドンのスタッフをフランクフルトかマドリード、またはアムステルダムに移転することを検討している。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)がCNBCのインタビューで述べた。

UBSはロンドンに約5000人の従業員を抱えている。

エルモッティ氏は、フランクフルトを選択肢の1つに挙げた上で、アムステルダムとマドリードにも言及し、夏の終わりか第4・四半期初めまでに移転先を決定する考えを示した。

同氏はまた、ウェルス・マネジメント部門の顧客の間で過去5カ月間に投資意欲の高まりが見られるとも指摘した。

さらに、トランプ米政権を取り巻く楽観的な見方が年明け以降後退したと語った。

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