EUがサンリオや米ナイキを調査へ、販売慣行巡り

2017年6月14日(水)20時45分

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は14日、EU域内での販売慣行を巡り、米ナイキとコムキャスト傘下のユニバーサル・スタジオ、サンリオの3社を調査する方針を明らかにした。

3社がライセンスを持つ商品について、業者によるオンライン販売や国境をまたぐ販売を3社が不当に妨げていないかどうか調査する。

欧州委は調査について、3社の商品に関連したライセンス供与や販売の慣行が焦点になるとした。欧州委はEUにおける約1900社の電子商取引慣行について調査を行ってきた。

ベステアー欧州委員(競争政策担当)は声明で「3社のライセンス供与や販売の慣行によってEU市場での消費者の選択肢が狭まったり、価格などの条件が悪化したりしていないか調査する」と表明した。

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