市場への影響見極めつつ、短期国債の残高圧縮望ましい=佐藤日銀委員
2017年3月1日(水)16時23分
[徳島市 1日 ロイター] - 日銀の佐藤健裕審議委員は1日、徳島市で講演し、日銀は短期国債の残高を圧縮するのが望ましいとの見解を示した。また、現在ゼロ%としている長期金利目標は、市場の動向を追いかける形で緩やかに引き上げるべきと提唱した。これまでマイナス圏で推移してきた消費者物価指数(CPI)が今後はエネルギー価格の上昇により2017年度後半にも1%に達する可能性があり、長期金利が急上昇する可能性もあると指摘した。
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