11月訪日外国人は13.8%増の187.5万人、順調に増加=政府観光局

2016年12月21日(水)17時24分

[東京 21日 ロイター] - 政府観光局(JNTO)が21日に発表した11月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比13.8%増の187万5000人だった。11月として過去最高を記録した。

同局によると、11月は紅葉シーズンの到来やイベント開催、東アジアの航空路線の増便、クルーズ船の寄港増などが増加要因となった。

観光庁の田村明比古長官は記者会見で、訪日客数は「おおむね順調に伸びている」とし、同庁が特に力を入れている欧米からの訪日客数についても「順調に増加している」との見方を示した。

方面別では、インドネシア(54.3%増)、ベトナム(24.0%増)、フィリピン(22.7%増)などが大きく伸びた。中国は19.2%増の43万2800人、韓国は18.6%増の42万6900人だった。

1─11月の累計総数は、前年同期比22.4%増の2198万8400人だった。観光庁では、2016年の訪日客数について2400万人前後になると予測している。

(宮崎亜巳)

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