第3次補正と来年度当初予算、22日の閣議決定目指す=麻生財務相

2016年12月9日(金)10時09分

[東京 9日 ロイター] - 麻生太郎財務相は9日の閣議後会見で、災害復旧費や国連分担金などの追加財政需要を盛り込んだ2016年度第3次補正予算案を編成すると正式に表明した。その上で、17年度当初予算案とともに、今月22日の閣議決定を目指す考えを示した。

16年度税収見通しの減額規模については明言を避けたが「(為替が)10円違うと、輸出関連企業の収益はごろっと変わる」と語った。

一方、8日に決定した与党税制改正大綱に関し、配偶者控除の見直しは「就業調整を意識せずに働くことができる環境づくりに良い意味で影響与える」とし、「日本経済の成長にも資すると期待される」と述べた。

*内容を追加します。

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