米利上げより段階的に、高金利有益でなく=連銀総裁

2016年11月19日(土)01時33分

[18日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、利上げを支持するが、米連邦準備理事会(FRB)は緩やかにしか金利を引き上げるべきではないとの考えを示した。

総裁は講演で「私は高水準の金利を主張しているのではない。高い金利は経済に有益ではない」とした上で、「われわれはより段階を追って行動すべきだと考える」と述べた。ジョージ総裁は今年、米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを求め何度か反対票を投じている。

トランプ次期政権については、金融政策の中期的な見通しにどのような影響を与えるのかを判断するのは時期尚早と指摘した。

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