景気動向一致指数が2カ月ぶり上昇、自動車・電子部品など寄与=内閣府

2016年8月5日(金)14時35分

[東京 5日 ロイター] - 内閣府が5日発表した6月景気動向指数CI(コンポジット・インデックス)一致指数の速報値は、前月比1.3ポイント上昇の110.5で、2カ月ぶりの上昇となった。化学品や自動車などの生産、電子部品の出荷、建設・資本財の出荷増が寄与した。集計した8指標のうち前月比で6指標が改善、2指標が悪化した。

先行指数は前月比横ばいの98.4だった。9指標中3指標が改善6指標が悪化した。化学品などの在庫増加、株価下落などが響く一方、消費者態度指数や中小企業売り上げ見通しDIなどが改善した。

CI一致指数を踏まえた基調判断は「足踏みを示している」との従来表現を据え置いた。

(竹本能文)

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