米マクドナルドが健康志向に応え原料見直し、ナゲットや朝食メニューの人工保存料使用を中止
2016年8月2日(火)11時51分
米マクドナルドは1日、ハンバーガーのバンズに使っているコーンシロップを今月から砂糖に切り替えると発表した。鶏肉での抗生剤の利用中止も繰り上げ実施する。いずれも消費者の健康志向の高まりに対する取り組みの一環。
「チキンマックナゲット」のほか、スクランブルエッグなど朝食メニューの一部についても人工保存料の利用を取りやめる。
マイク・アンドレス社長によると、今回の原料見直しの対象となるのは全メニューの約半数に上り、今後も対象をさらに拡大するという。
原料の変更などに伴うコスト増は顧客に転嫁しない。コモディティ価格が低下し、一部の食材で値段が下がっているため。
[オークブルック(米イリノイ州) 1日 ロイター]
- 1/1