米新規失業保険申請件数は25.4万件、前週から変わらず

2016年7月14日(木)23時01分

[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が発表した9日終了週の新規失業保険申請件数は、25万4000件と前週から変わらずで、4月中旬につけた43年ぶり低水準の24万8000件付近で推移した。エコノミスト予想は26万5000件。

申請件数は30万件を切ると労働市場が健全な状態にあるとされるが、件数は71週連続でこの水準を下回っており、期間は1973年以降で最長となる。労働省の担当者は、今回の統計で特殊要因は見当たらず、推定値を報告した州もなかったと説明した。

週ごとの変動をならし雇用情勢をより正確に反映するとされる4週移動平均は前週比5750件減の25万9000件。2週間以上手当てを受けている受給者総数は2日までの週で3万2000件増の214万9000件。受給者総数の4週移動平均は3250件減の214万件だった。

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