米住宅着工・許可件数、4月は予想上回る増加

［ワシントン　１７日　ロイター］ - 米商務省が１７日発表した４月の米住宅着工件数（季節調整済み）は年率換算で前月比６．６％増の１１７万戸となり、市場予想の１１３万戸を上回った。一戸建ておよび集合住宅の着工件数がそろって増加し、第２・四半期初めに米景気が加速したとの見方を支える内容となった。

３月分は１１０万戸と、前回の１０９万戸から上方修正された。

４月の一戸建て住宅の着工件数は３．３％増の７７万８０００戸。地域別では南部が９％増加し、２００７年１２月以来の高水準に達した。中西部も１２．８％急増したものの、北東部と西部は減少した。

集合住宅の着工件数は１３．９％増の３９万４０００戸。

住宅着工許可件数は３．６％増の１１２万戸。一戸建て住宅は１．５％、集合住宅は８％それぞれ増加した。