消費者マインドの転換には賃上げ継続が必要=石原経済再生相

2016年3月25日(金)09時54分

[東京 25日 ロイター] - 石原伸晃経済再生担当相は25日の閣議後会見で、雇用・所得環境は改善が続いているとする一方で、足元の個人消費の弱さを指摘した。その上で、消費者マインドの転換には、今後も継続的な賃上げが必要との認識を示した。

同日発表された2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比で横ばいとなったが、石原再生相は、エネルギー価格などを除けばデフレ脱却に向けた動きに変わりないと語った。

また、4月以降の経済財政諮問会議では、税収増の「安定性」も含め、活用方法についての議論が行われる可能性があると述べた。

*内容を追加します。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ