ユーロ圏景気回復、域外の弱い需要が圧迫=ECB

2016年3月24日(木)19時05分

[フランクフルト 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は24日、定期報告で、ユーロ圏の経済成長は今後数年さらに加速する見通しだが、域外の弱い需要と新興国市場の減速が回復を損ねるとの見方を示した。

この見通しは、3月10日に公表した見通しとほぼ一致する内容。ECBはさらに、政府債務の縮小ペースは緩やかになるとし、債務比率を引き下げるため財政再建をさらに進める必要がある、との認識を示した。

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