米加州高速鉄道、カーン郡─サンノゼ路線を2025年までに開業へ
2016年2月19日(金)17時55分
[サンフランシスコ 18日 ロイター] - カリフォルニア州高速鉄道局(CHSRA)は18日、同州南部のセントラルバレーとハイテク企業が集まるシリコンバレーを結ぶ高速旅客鉄道の第1路線区間の開業は、今後10年以内に実現すると発表した。
先行開業路線として当初予定されていたマーセド─バーバンク区間はカーン郡─サンノゼ区間に変更され、完工年も2022年から25年までに変更された。
総建設費として見込まれる198億ドルについては、手元資金でまかない、連邦政府から追加資金が得られた場合は、同路線の南端の終点をベーカーズフィールドまで延伸する費用として一部を計上するとしている。
ロサンゼルス─サンフランシスコ間を3時間以内で結ぶ高速鉄道は2029年までに全線の開通が予定され、CHSRAは最新の草案で総工費を680億ドルから641億ドルに下方修正した。
同草案には連邦政府に追加資金29億ドルを要請する意向も反映された。
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