かんぽ生命、再保険の引き受け業務で認可申請

2016年1月19日(火)19時32分

[東京 19日 ロイター] - かんぽ生命保険は19日、再保険の引き受け業務の開始を目指し、監督官庁に認可申請をしたと発表した。収益源の多様化と保険リスクの分散が目的。かんぽ生命や日本郵便が委託を受けて販売した他社の生命保険契約が再保険の対象となる。

政府の郵政民営化委員会は昨年12月にまとめた報告書の中で、優先的に導入を検討しうる業務として再保険を挙げていた。

再保険では、保険会社の持つ保険契約のリスクを他社に再保険料を支払って引き受けてもらう。引き受け会社にとっては再保険料が収益となるほか、自社が持つ保険リスクの偏りを減らす効果が期待できる。

ただ、1件の自然災害や事故が多額の保険金支払いにつながる可能性のある損害保険と違い、生命保険業界における再保険の規模は現状、ごく限定的なものにとどまっている。再保険業務への参入がかんぽ生命の収益にどれほど寄与するかは未知数だ。

(浦中 大我)

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