欧州市場サマリー(8日)

2016年1月9日(土)09時30分

[8日 ロイター] - <為替> 朝方発表された米雇用統計を受け、ドルが対円で一段高の展開。EBSのデータによると、対円で一時118.85円の高値をつけた。中国が講じた市場混乱の収拾に向けた措置もドルの追い風となっている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続落。週間では約5.3%値下がりし、年明け第1週目の下落幅としては2000年以来の大きさとなった。中国の元安誘導の動きが世界的に市場を揺さぶっている。

中国の株式相場が前日の大幅安からいくぶん持ち直したことで、ロンドン株も序盤は上昇して始まった。ただトレーダーらは先行き不透明感から週末を前に売りポジションをとった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続落。中国経済への懸念が相場の重しとなっている。

FTSEユーロファースト300種指数は20.27ポイント(1.49%)安の1340.60で取引を終えた。週間ベースでは約7%値下がりし、ユーロ圏債務危機の最中で10%近く落ち込んだ2011年8月以来の大幅なマイナスとなった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> ドイツ2年債の利回りが1カ月ぶりの低水準付近で推移した。世界的に荒れた市場が落ち着きを取り戻す中、安全資産とされる国債への需要が引き続き強いことを示した。

ドイツ2年債利回りは、前日につけた1カ月ぶり低水準のマイナス0.40%付近。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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