米フォード、自動運転の試験車30台に増加へ

2016年1月5日(火)15時34分

[ラスベガス 5日 ロイター] - 米フォード・モーターは5日、自動運転車開発を加速するため、自動運転の試験車を30台に増やす計画を明らかにした。現在の10台から3倍にする。

セダン「フォード・フュージョン」20台を追加する計画で、カリフォルニア、アリゾナ、ミシガンの各州の道路で試験走行を実施すると明らかにした。

フォードはまた、カリフォルニア州を拠点とする企業ベロダインが開発した、よりコストの低い新たなライダー(LiDAR)センサー「ハイブリッド・ウルトラPUCK・オート」の搭載を始めると発表。

業界幹部らは、自動運転車の目として機能するセンサーの高コストが、自動運転車の商業化拡大にとっての主な技術的障害の一つだと指摘している。

フォードによると、「ウルトラPUCK」を搭載する自動車メーカーは同社が初めて。「ウルトラPUCK」は小型で、サイドミラーに取り付けることも可能だという。

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