証券監視委、仕手集団元代表らを告発 相場操縦の疑い

2015年12月4日(金)19時34分

[東京 4日 ロイター] - 証券取引等監視委員会は4日、仕手集団の加藤あきら(「日」の下に「高」)元代表らを金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで東京地検に告発したと発表した。

監視委によると、加藤元代表らは2012年、大阪証券取引所(当時)に上場していた新日本理化株に大量の買い注文を出して株価を吊り上げ、高値で売り抜けて不当に利益を得ていた。

加藤元代表は1980年代に仕手集団「誠備グループ」を率い、「兜町の風雲児」と呼ばれた。

(和田崇彦)

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