アジア株式市場サマリー(19日)
2015年11月19日(木)20時57分
[19日 ロイター] - <中国・香港市場> 中国市場は反発。不動産株が軟調となり、一連の新規株式公開(IPO)を控えた投資家の警戒感もあったなかで、小型株の力強い上昇が相場をけん引した。IT関連株が上げを主導。深セン証券取引所の新興企業向け市場、創業板(チャイネクスト)は4.3%高だった。
香港株式市場も反発。米株高を好感し、中国本土市場の上昇に追随した。エネルギー株と金融株が上げを主導した。
<東南アジア市場> 薄商いの中を大半が反発した。新興国市場で12月の米利上げが織り込まれ、これまで売り込まれていた大型株に安値拾いの買いが入った。
<ソウル市場> 反発。2カ月ぶりの大幅な上昇率となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利上げが近いことが示唆され、米国の金融政策の見通しをめぐる不透明感が後退した。
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