米感謝祭の旅客、昨年より3%増の見通し=航空業界団体
2015年11月5日(木)16時42分
[5日 ロイター] - 米航空業界団体エアラインズ・ フォー・アメリカは、今年の米感謝祭の期間に飛行機で移動する旅客が昨年を上回るとの予想を示した。
米航空各社が11月20日から12月1日に世界中で輸送する旅客は2530万人に達し、前年比で3%増える見通しだという。
同団体によると、航空各社は需要増を見込んで輸送能力を拡大している。
同団体のチーフエコノミスト、ジョン・ハイムリック氏は「競争の激化で2015年は引き続き便数が増え、航空運賃は下がる傾向のため、顧客は休暇に飛行機を利用する好機だととらえている」と述べた。
上場する航空会社10社の2015年1─9月の利益は合計179億ドル。営業収入は横ばいだったが、燃料費が36%減少したことが大きく寄与した。
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