米大手銀の利益急増、世界金融危機以降=NY連銀

2015年10月8日(木)00時13分

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米大手5行の利益が世界金融危機以降急増したと、ニューヨーク連銀のエコノミストらが7日公表のブログ投稿で指摘した。

5行は、JPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー。2009━14年までの純利益を合算すると、年平均で417億3000万ドルで、02━08年の年平均、250億8000万ドルから増えた。

トレーディング収入が、金融危機前の水準に回復、利益を押し上げた。

エコノミストらは、年間収入も危機前の水準より安定性を増したとも指摘した。

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