ルフトハンザ通常運航再開へ、独裁判所がスト中止命令

2015年9月10日(木)04時45分

[フランクフルト 9日 ロイター] - ドイツの裁判所は、航空大手ルフトハンザのパイロットに対し、ストライキを中止するよう命じた。

裁判所は、パイロット労組が賃金や退職制度だけでなく、ルフトハンザの格安航空事業の拡大計画をめぐってもストライキを起こした点を問題視。格安航空事業については、賃金交渉における労組の負託には含まれないとして、ストライキは合法ではないとした。

労組側は裁判所の判断を受け、スト中のパイロットは直ちに仕事に復帰する必要があるとしたが、ルフトハンザは通常の運航スケジュールに戻るのは10日との見通しを示した。

ストライキを受け、同社は9日に1000便を欠航としていた。

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