6月米景気先行指数0.6%上昇、年内成長加速の可能性

2015年7月24日(金)00時29分

[ワシントン 23日 ロイター] - 米大手民間調査機関、コンファレンス・ボード(CB)が発表した、6月の景気先行指数は、前月比0.6%上昇し、市場予想の0.2%を上回る伸びとなった。

住宅市場が堅調さを増したことに押し上げられ、年内、経済成長の勢いが増し続ける可能性を示した。

5月分は、当初の0.7%から0.8%に上方修正された。

CBのビジネスサイクル・成長研究部門の責任者、アタマン・オジルディリム氏は「米景気先行指数の上振れトレンドは、6月にも大幅上昇したことで、勢いを増しつつあるようだ。年内の景気見通しに引き続き底堅さがみられることを示した」と話した。

また、週当たり平均労働時間や、新規失業保険申請件数などの労働関連指標が引き続き横ばいで推移する中、住宅建設許可件数などが指数を押し上げたと分析した。

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