NY取引所、8日取引停止はソフト更新による技術上の障害が原因

2015年7月10日(金)03時57分

[ニューヨーク 9日 ロイター] - インターコンチネンタル取引所のニューヨーク証券取引所(NYSE)は9日、8日発生した約4時間にわたる取引停止について、7日夜に更新されたソフトウェアに起因する技術上の障害が原因だったことを明らかにした。

NYSEによると、顧客がNYSEへのアクセスを開始した米東部夏時間8日午前7時(日本時間午後8時)、ソフトの問題によって、顧客とのやり取りに問題が発生。NYSEは市場が開く前に問題を解消することに取り組んだものの、午前中盤ごろになっても、顧客から「システムの異常な動き」が指摘されたため、取引停止に踏み切ったとしている。

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