米国株式市場は続落、ギリシャ情勢など受け不安定な展開
2015年7月7日(火)06時24分
[ニューヨーク 6日 ロイター] - 6日の米国株式市場は、不安定な展開となる中、続落して終了。週末には、ギリシャが国民投票で緊縮策を否決したほか、中国政府は異例の株安救済策を打ち出した。
ダウ工業株30種は46.53ドル(0.26%)安の1万7683.58ドル。
ナスダック総合指数は17.27ポイント(0.34%)安の4991.94。
S&P総合500種は8.02ポイント(0.39%)安の2068.76。
ギリシャの当局者によると、チプラス首相はドイツのメルケル首相に対して、7日のユーロ圏緊急首脳会談で新たな再建策を提示すると約束した。新たな提案がこれまでのものとどの程度異なるのかは不明。
この日の下げを主導したのはエネルギー株。中国の成長鈍化やギリシャ問題をめぐる懸念から原油相場が下げたことが重しになった。
個別銘柄では、医療保険エトナが6.4%下落。同業ヒューマナを約370億ドルで買収すると発表したことが売り材料となった。ヒューマナは0.8%高で終わった。
*内容を追加します。
- 1/1