ギリシャ問題、22日のＥＵ首脳決定には土台提示が不可欠＝独首相

［ベルリン　１９日　ロイター］ - ドイツのメルケル首相は１９日、週明け２２日の欧州連合（ＥＵ）首脳会議で決定を下すには、土台となる材料の提示が不可欠との認識を示した。

同首相は演説で、ＥＵ、欧州中央銀行（ＥＣＢ）、国際通貨基金（ＩＭＦ）の３機関がまず、ギリシャと合意する必要があるとの原則を堅持することが重要と指摘した。

また、「２２日までに決定のベースとなる材料がなければ、会議は単に助言を行うだけに終わるだろう」と述べた。