機械受注4月は約7年ぶり9000億円台回復、設備投資持続へ期待浮上
2015年6月10日(水)11時26分
[東京 10日 ロイター] - 内閣府が10日に発表した4月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、事前のマイナス予想をくつがえして2カ月連続で増加した。受注額も2008年7月以来の高水準で、リーマン・ショック後では初めて9000億円台を回復。1─3月期国内総生産(GDP)では設備投資持ち直しが確認されたが、先行指標の機械受注の好調が設備投資の持続的回復につながることへの期待も出てきた。
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