仏ルノー第1四半期は13.7%増収、欧州市場の回復が下支え

2015年4月24日(金)03時33分

[パリ 23日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノーが23日発表した第1・四半期決算は、売上高が前年同期比13.7%増加した。ロシアや新興国市場での売り上げが低迷するなか、欧州市場の回復が下支えとなった。同社は今年の欧州市場見通しも引き上げた。

売上高は93億9000万ユーロ(101億4000万ドル)。前年同期は82億6000万ユーロだった。

欧州での新車登録台数は9.9%増と、市場全体の伸びを上回った。クリオ(ルーテシア)やキャプチャーなどの新型モデルの投入が販売を後押しした。

2015年の欧州市場の伸び見通しについては、従来の2%から5%に引き上げた。

自動車部門の売上高は14.3%増加。このうちユーロ安による押し上げ効果は1.3%ポイントだった。

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