14/15年度の英公的部門純借入額が11%減、政府予想より改善

2015年4月24日(金)00時09分

[ロンドン 23日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)によると、2014/2015年度の国有銀行を除いた公的部門純借入額は873億ポンドで、前年比で11.3%減った。英予算責任局(OBR)が予想した902億ポンドより改善を示した。

3月分は前年比5.6%減の74億ポンドで、同月の数字としては2004年以降で最も低かった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は、71億ポンドと見込んでいた。

国有銀行を除く公的部門の純債務は計1兆4840億ポンドで、国内総生産(GDP)の80.4%に相当する。

3月分は、所得税収や国民保険拠出金が増えたことが追い風となった。ONSによると、2014/2015年度全体で、所得税額が過去最大となったという。

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